令和7年度の南昌みらい高校(仮)普通科(スポーツ科学)の倍率を予測

令和7年度から南昌みらい高校(仮)に関しては、不来方高校と盛岡南高校の統合となりますが、令和6年度の調整後倍率は

不来方高校(人文・理数)定員は108名に対して151名の志願者一般倍率は1.40倍、盛岡南高校(普通)定員は107名に対して141名の志願者一般倍率は約1.32倍と定員削減により倍率が高くなりました。

南昌みらい高校(仮)の普通科(スポーツ科学)のR7年度定員は80名。

今回は南昌みらい高校(仮)の普通科(スポーツ科学)の特色入試と一般入試について、去年の人数を利用して計算してみたいと思います。

この記事は、去年のデータを基に倍率予測を行い、志望校への早期準備を促して合格を目指すための情報提供を目的としています。

単純にR6年度の不来方高校普通科体育志願者と盛岡南高校普通科(体育コース)及び体育(体育科)志願者がR7年度の南昌みらい高校(仮)(普通科スポーツ科学)に志願した場合、倍率はどうなるかを特色入試と一般入試で分けて予測してみたいと思います。

R7年度は南昌みらい高校普通科(スポーツ科学)定員が80名、そのうちの50%が特色入試の定員となるため、40名が特色入試定員、40名が一般入試定員となります。

特色入試の場合・・・

R6年度の不来方高校普通(体育)の推薦定員が20名に対して24名の志願者で、倍率は1.20倍

R6年度の盛岡南高校普通(体育コース)の推薦定員が20名に対して24名の志願者で、倍率は1.20倍

R6年度の盛岡南高校体育(体育科)の推薦定員が20名に対して17名の志願者で、倍率は0.85倍

上記3つの学科を合わせると推薦志願者人数は65名、

R7年度の南昌みらい高校普通科(スポーツ科学)特色入試定員が80名中40名なので予想倍率は・・・1.62倍、8人のうち3名が不合格となる位の割合になります。

学校長推薦が不要な特色入試希望者が増えた場合は上記の倍率に近い倍率もしくは超える可能性もあります。倍率が高くなっても大丈夫なように、特色入試の点数計算方法や対策方法を早めに知り、その具体的な対策方法や練習をすることが合格への近道となります。

特色入試では、面接や実技項目もあり、その中には志願理由書や実技項目、面接など合計280点になるため、1つだけの対策をしていただけでは不足する可能性があります。そのため半年以上前からの準備が理想かと思われます。実技対策内容や面接対策、高得点をとるポイントなどは盛岡学習塾で対策可能です。

一般入試の場合・・・

R6年度の不来方高校普通(体育)の一般定員が20名に対して16名の志願者で、倍率は0.80倍

R6年度の盛岡南高校普通(体育コース)の一般定員が20名に対して25名の志願者で、倍率は1.25倍

R6年度の盛岡南高校体育(体育科)の一般定員が21名に対して23名の志願者で、倍率は1.10倍

特色入試と同様に、2校分の志願者として一般の倍率を計算してみると・・・一般定員40名に対して64名の志願者なので予想倍率は1.60倍(8人中5人が合格するくらいの割合)となります。

また、特色入試を希望する方は必ず一般入試の受験が必要となるため、特色入試希望者が増えれば増えるほど、一般入試の倍率も上がることになります。

※ちなみにスポーツ科学の一般では実技があり配点は100点となっています。

上記はあくまでも令和6年度のデータを参考に計算していますので、その通りになるというわけではありませんが、倍率が上がっても大丈夫という早めの受験準備が必要になります。

また、南昌未来高校(仮)普通(スポーツ科学)一般入試の学力検査:調査書入試の比率は・・

(学力検査):(調査書)=5:5

上記の比率から分かることは・・・

当日の点数及び内申点を半々の割合でみるバランス型ですので、実践問題と内申点をバランスよくとる必要性があります。

盛岡学習塾では高校別の受験対策のコースを中1から受付中ですが、中3生は間もなく締切となります。

会員の皆様には先日の面談時に、市内各高校別の合格に必要な内申点と当日5教科点及び、1000点満点にした場合の合格ラインや各高校ごとの令和7年度定員及び学力検査:調査書入試の比率などをお伝えしていますが、早期に偏差値も含めて合格ラインに達するように中1や中2から準備をするようにしてください。

特に南昌みらい高校(仮)(文理)は統合したといっても定員が2校分の215名になるわけではなく160名(これだけでも55名減)となり、さらに新しい名前の高校ということで世間一般の注目度が増します。ということは受験者が増えるもしくは倍率が上がることが予想されます。

面談時に高校受験で出題される単元一覧表をお渡ししたように、あの単元量を中1から早くこなしていかないと、高校受験に間に合わないということは一目瞭然かと思いますので、お早目に受験対策をご準備ください。

また、ご希望者には志望校別の中学校順位表(A高校に合格するためにはB中学校の学年順位で●●位以内)も年度別に数年間分お見せ致しましたが、各中学校別であの学年順位以上と高校別の内申点達成、中1からの塾内テストでの偏差値到達を今から合格者に近づけていけば、どの公立高校もほぼ大丈夫です。盛岡学習塾の合格率はそのように考え合格率を上げてきました。

ほぼという最大の敵は、当日のメンタル(体調)です。定期テストが近くなると体調を崩すタイプの方は要注意です。

いくら普段の実力点数がよくても、受験当日の本番で緊張のあまりミスや体調を崩していたのでは、合格の神様も微笑まないことでしょう。

強いメンタル×当日点+内申点ですが、弱いメンタルの人が数日でメンタルが強くなった!ということはありませんので、時間をかけて取り組む必要があります。

メンタルや受験の考え方のコースに関しては準備ができ次第お知らせいたします。

また、お渡ししました市内の各高校別の国公立進学データにもありますように、進学校へ入学したからと言って、全員が国公立大学へ進学している訳ではありません。大学の推薦等も考慮して、あの資料に記載の順位で高校へ入学することが一つの条件となります。ぎりぎりで入学しても、学校の勉強についていくことが精いっぱいで評定が低くなり、推薦や大学進学どころではありません。

ここで誤った認識のまま高校生活を送ることは国公立大学進学を希望している方にとっては危険です。例えば盛岡四高へ合格しても、国公立大学へ進学するために高校生から再度塾に戻ってくる塾生もいます。国公立大学進学を目指している方は、高校がゴールではありません。くれぐれも手遅れにならないように意識することが重要になります。

今のところ、当塾生は14年間国公立大学全員合格していますが、高校別の進学状況をお伝えし、気づくことで受験に間に合うような学習量をこなしたからこそ、静岡大学や茨城大学、東京学芸大学、岩手大学、岩手県立大学などへ全員合格しただけであり、スタートが遅い場合や、学習時間の確保ができない場合は当然ながら不合格になる確率が上がります。

受験で手遅れにならないようくれぐれもご注意ください。

ちなみに国公立大学合格者の平均学習時間は高1~高3までで、おおよそ3000時間以上と言われています。

岩手の国公立大学進学率が低いこと、全国と比較しても学力が低いということ、大学入試の相手は全国の学力が高い高校生となることを考慮すると、全国の高校生に勝ち、定員以内に入るような学力で合格を勝ち取るためには、いずれ早目の準備と戦略が必要になることはお分かりいただけると思います。

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